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輪違屋糸里~女たちの新撰組~見ました後編。
上戸さんは、「かわいいけど凛とした役」が本当にハマリ役ですね
李香蘭のときも美空ひばりのときも、すごいなあと思ったものです。
歌も上手いしね。
輪違屋の全体の感想としては、ああ、やっぱり浅田次郎だなあ、と。
人間模様の豊かさはこの作者さんの十八番ですね。
そして、浅田さんはこの時代に関してとても博識だから、細かいところまで描写がなされてて楽しかったです。時間制限のあるテレビドラマにしても4時間も時間とってくれたし、そこそこ描写してくれていたのではないかと。
永倉の葛藤とか、芹沢派も一括りにしないでそれぞれが丁寧に人物描写とストーリーがあって面白かったです。
で。
なんで原田はいつも、あの役どころなんだろうなー。
今回の作品だけじゃなく、原田左之助って、いつもイエローレンジャーな気がする。
いかにも馬鹿そうで(←笑)槍抱えて、着物も肌蹴たような着方で・・・
新撰組の隊番は、若い順から実力のある隊だと言われている上、原田は十番隊。
どこかの小説だかに、原田が一番弱い?みたいなことが書かれていたけれどもね。
実際、行軍した場合を考えると原田の位置は軍の殿(しんがり)
もっとも重要な場所のひとつです。
さらに荷駄方の取り締まりも原田だった、というような文も目にした覚えがあります。
荷駄方も、軍という単位で考えてみれば非常に重要な物資の部分です。
また、原田はいわゆる「美形」と言われていたようですが、この時代の「美形」はは顔かたちだけじゃなく、立ち振る舞いなんかも対象となるんじゃなかったっけかな?
なので、原田のイエローレンジャー的ポジションには異議を申し立てたい。
・・・オモに、司馬リョだけどね、イエロレンジャな原田君は・・・
いや、司馬リョの新撰組隊士大好きだけどね