ぱんださんの愚痴と感情はけ口日記です。波がある性格の元SEです。アロマ好き。
歴史好きですが歴女とか言われるのはしっくり来ない10年選手です。
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ちくま学芸文庫から出ている幕末の人物写真に特化した本。
写真集なのに、本のサイズが文庫版なのがちょっと残念な気もするが、よく考えてみると(よく考えなくとも)幕末の写真って、鶏卵紙などの本当に小さな写真(名刺サイズよりも小さいよね)がほとんどなので、あまり不便はないのかも。
写真はちょうど明治に入るよりも前の写真が主。
なので明治時代の政治に携わった人よりも、幕末までに活躍した幕臣の写真などが多い。
どうしても人物写真が主の雑誌書籍だと、長州薩摩土佐関係が多くなり勝ちに感じるのだけれども、この写真集は旧幕勢力の写真が多いのでなんだか新鮮でした。
当時の日本人というのが、天然痘のために顔に痘痕が出来てしまう、という人も多かったわけで。
でも、当時の写真っていい具合に(笑)光で飛んで見えなくなってますね。
良い例だと、ちょっと時代が進んでしまうのだが夏目漱石とか。
彼も痘痕の跡が酷かったからといって、正岡との手紙のやり取りに、自ら「凸凹より」などと洒落に使っていたというエピソードもある。
でも、現在残っている夏目の写真で、痘痕が目立つ写真って見たことがない。
ところがというか、写りが宜しいというか、うまく光調整が出来ちゃったのか。
「痘痕が酷い顔」がしっかり写っている写真もあって、私はちょっと吃驚してしまった。
(人の顔で吃驚するのも失礼な話だけれども)
光の加減さえ上手い写真であれば、こんなにも鮮明に100年以上昔の人間の姿が残るのだなあという、変な感想も抱いた、って感じです。
特に幕臣や、海外留学生、海外渡航者の写真も多いですが、長州薩摩側の写真もそのほか風景や市井の写真もいろいろ載っていて面白い。
それこそ無名の方の写真もチラホラと。
女性の写真もあり、着物や帯の結び方なども結構興味深い。
文庫サイズだと思って、なんとなーく買ったけど、これ、面白いや
ところで、榎本脱走軍の写真もあるのだが
箱館幹部の集合写真で、「榎本、荒井、人見らの写真」(→これと同じ写真)
・・・人見勝太郎ドコに居るんだ。
写真集なのに、本のサイズが文庫版なのがちょっと残念な気もするが、よく考えてみると(よく考えなくとも)幕末の写真って、鶏卵紙などの本当に小さな写真(名刺サイズよりも小さいよね)がほとんどなので、あまり不便はないのかも。
写真はちょうど明治に入るよりも前の写真が主。
なので明治時代の政治に携わった人よりも、幕末までに活躍した幕臣の写真などが多い。
どうしても人物写真が主の雑誌書籍だと、長州薩摩土佐関係が多くなり勝ちに感じるのだけれども、この写真集は旧幕勢力の写真が多いのでなんだか新鮮でした。
当時の日本人というのが、天然痘のために顔に痘痕が出来てしまう、という人も多かったわけで。
でも、当時の写真っていい具合に(笑)光で飛んで見えなくなってますね。
良い例だと、ちょっと時代が進んでしまうのだが夏目漱石とか。
彼も痘痕の跡が酷かったからといって、正岡との手紙のやり取りに、自ら「凸凹より」などと洒落に使っていたというエピソードもある。
でも、現在残っている夏目の写真で、痘痕が目立つ写真って見たことがない。
ところがというか、写りが宜しいというか、うまく光調整が出来ちゃったのか。
「痘痕が酷い顔」がしっかり写っている写真もあって、私はちょっと吃驚してしまった。
(人の顔で吃驚するのも失礼な話だけれども)
光の加減さえ上手い写真であれば、こんなにも鮮明に100年以上昔の人間の姿が残るのだなあという、変な感想も抱いた、って感じです。
特に幕臣や、海外留学生、海外渡航者の写真も多いですが、長州薩摩側の写真もそのほか風景や市井の写真もいろいろ載っていて面白い。
それこそ無名の方の写真もチラホラと。
女性の写真もあり、着物や帯の結び方なども結構興味深い。
文庫サイズだと思って、なんとなーく買ったけど、これ、面白いや
ところで、榎本脱走軍の写真もあるのだが
箱館幹部の集合写真で、「榎本、荒井、人見らの写真」(→これと同じ写真)
・・・人見勝太郎ドコに居るんだ。
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