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ぱんださんの愚痴と感情はけ口日記です。波がある性格の元SEです。アロマ好き。 歴史好きですが歴女とか言われるのはしっくり来ない10年選手です。
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最初に人見氏の菩提寺に訪れたのは、もう5年くらい前でしょうか。
こんな若輩者が突然押しかけたのに、お寺の住職様がとてもよくしてくださったのを覚えています。


うわさには、今は住職様が代わってしまったらしい(?)のですが。
そもそも最近京都なんて行っていない・・・。


人見寧墓所は、人見の出身が京都ということもあり京都市内にあります。
人見氏菩提寺は調べれば判りますが、一般公開はしていません。
その時は私はまだ学生でして、京都には頻繁に遊びに行っていました。




その時に、友人と二人でそのお寺さんに行ったのですが、山門は開いておらず
普通に開かれたお寺さんというわけではありませんでした。
インタホンを押して、人見氏の墓参をしたいという旨を伝えたところ、当時の住職様が快く迎えてくださいました。

わざわざ人見氏の墓所も案内してくださいまして、(墓所の入り口すぐにあるのでわかりやすいので、特に案内もいらないほどなのですが)、「このお墓は昨年(だから今から5~6年前かな)立て替えたんだよ、横の古いお墓は人見勝太郎の母親と父親のお墓・・・」など、簡単な説明もしてくださいました。
墓所には正面に新しい花崗岩の墓石がありまして、人見氏(寧・勝太郎)もそこに眠っているそうです。
その右側に並ぶように、小さな古い墓石が並んでいまして、それは人見寧が建てた母の墓など数基並んでいました。
母の墓だったっけな、勝太郎の兄弟についても少し触れられていまして、妹が何処の家に嫁いだ、とかいろいろ書いてあったような気が・・・
そのメモをうっかりどこかにやってしまったようなorz
うーん、だめだなあ。
なお、勝太郎は戦争に出る際、自分が長男なので弟に家督を譲るように行ってから出かけた、ともどこかに記載されていたような気がします(もううろ覚えばかりでどうしようもないな、自分)
死を覚悟して、京都を出たのでしょうね。

そして、墓参している私たちをおいて、一度お寺のほうに下がると「これあげるよ」と、人見勝太郎の写真をくださいました(笑)
ご子孫の方が、「墓参してくださる方に」と住職に渡したそうで?(ウロ覚え)
たぶん一番有名な箱館戦争時代の洋装で一人座り、大刀を手挟み短銃のホルダーを腰に付け、軍帽と鞭を手にした写真を一人一枚くださいました。
そして「これはあげられないけれども」といって、二枚の写真を見せてくださったのですが、晩年の写真と見た目人見50~60代の、奥様と移っている写真とを見せていただきました。
晩年の写真はPHPかなにかから出ている書籍と同じものです。
もう一枚の奥様と一緒の写真はこちら。
人見寧と奥方の写真

晩年の写真および上記載の写真は住職の許可をいただいて、写真を写真におさめて現像したものを手元に持っています。
やはりタッパがあるからか、壮年超えて羽織姿が似合うってのは格好いいなあと思う。


そのあと寺の方に移動いたしまして、人見の母と人見自身の戒名が記された過去帳もわざわざ見せてくださいました。
人見の母逝去当時、すでに人見はそこそこ実業家としてお金持ちになっていた所為もあるのでしょうが、母の戒名もとても長くて立派なものをつけていました。
住職様も、「女性で、こうやって戒名に『院』をつけるのはとても格が高いのですよ」と教えてくださって。
更に住職様とその奥様が話し好きな方だったようで、関係のない住職さんたちの旅行話を聞いたりとかもしました。
あまり人が訪れるようなお寺さんではなかったので珍しかったのでしょうか?


このとき、「芳名いただいていいですか」と言って、「人見さん(現当主さん)に教えるから」といって名前を書いたのですが・・・いやあのチラシの裏?だっけな。なんかノートでもないようなメモに名前を書いた覚えが(笑)
その芳名帳というか芳名メモには、人見さんのお名前もありました。
当主のご一家なのか親戚関係の方なのか・・・ やっぱりうろ覚えだけど住職様が「親戚の方です」と言っていたような言っていたような・・・うーん覚えてない。
ただ、人見寧(勝太郎)の名前をもじったようなお名前も見受けられまして、「ああ、つながっているのだな」としみじみ感じた覚えがあります。


なにせ昔の話なので、ちょっと記憶があやふやです。
人見墓所へはそれ以来訪れてはいませんが、あの住職様はまだお元気なのでしょうか。

ちなみに、人見氏現当主様のお名前も人見寧の名前をもじったお名前のようです。
(人見遺品をとある展示会で見たのですが、その際に資料提供者としてお名前を見た)

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