ぱんださんの愚痴と感情はけ口日記です。波がある性格の元SEです。アロマ好き。
歴史好きですが歴女とか言われるのはしっくり来ない10年選手です。
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くずし字が読めないと、もうにっちもさっちも行かないような気がしてきたので、独学でくずし字を勉強し始めました。
と言ってもほんとにまだまだですが。
まだまだ途中ですが、個人的に静岡県立中央図書館 くずし字解読講座のテキストが結構判りやすくて秀逸。
これとくずし字辞典を片手に、フンフンやってます。
ちょっと判った気になってくるのが面白い。
同じように土曜日に開催してくれる、個人的なくずし字について勉強しようよ!のチャットを開催してくださる子がいて、ちょこちょこ顔出したり。
まだ勉強し始めて数週間ですが、今まで読めなかったものが読めるのがちょっと楽しいです。
とはいえ、「よし、じゃあ読めるかな!」とまた別の文章を引っ張り出してみるとやっぱりまだまだ読めない。ニホンゴムズカシイヨ・・・。
個人の感想折りたたみ
と言ってもほんとにまだまだですが。
まだまだ途中ですが、個人的に静岡県立中央図書館 くずし字解読講座のテキストが結構判りやすくて秀逸。
これとくずし字辞典を片手に、フンフンやってます。
ちょっと判った気になってくるのが面白い。
同じように土曜日に開催してくれる、個人的なくずし字について勉強しようよ!のチャットを開催してくださる子がいて、ちょこちょこ顔出したり。
まだ勉強し始めて数週間ですが、今まで読めなかったものが読めるのがちょっと楽しいです。
とはいえ、「よし、じゃあ読めるかな!」とまた別の文章を引っ張り出してみるとやっぱりまだまだ読めない。ニホンゴムズカシイヨ・・・。
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某Aさんに「ブログ持ってるならちゃんと日記書きなさい!」って言われたので書いてみる(`・ω・´)
武蔵野大学障害学習講座の榎本先生の授業を少し前から受講しています。
今日はその最後の授業でした。
・・・というか、今日はじめて知ったのですが今年最後の授業でした。
次回来年だなんて(´・ω・`)サミシス
今日は前回休講だったので2コマ授業でした。
私や受講側はまだいいけれども、先生大変だお(`・ω・´;)
前半は円兵衛(榎本武揚父)の晩年の書簡
今回の講義が円兵衛の生涯にわたって流していく授業だったのでその集大成
後半は林洞海から娘たつ(榎本武揚妻)宛ての書簡
榎本関連書簡は国会等に保存されてますが洞海→たつ書簡は個人所有だそうで
榎本武揚関連の書簡は殆ど無い授業だったのですが、個人的に伊能忠敬も偉業も気になっていたので、とても興味深く、色々と始めて知る事の多い授業でした。円兵衛は伊能忠敬測量隊の一員。
最後の洞海からたつのお手紙は、実物も見せて頂いたのですが、洞海の娘さんへの愛情が感じられるようなあたたかな漢字のお手紙でした。
ちゃんとね、ひらがな大目だったり、難しそうな?専門的というかそんな用語には振り仮名を振ってあったりだとか、まだ歳若い愛娘(慶応4年の手紙のため、たつは17歳)宛の優しい感じのお手紙でした。
文章もしっかりとしており、紙も凝っているというかしっかりした紙で、それこそ、つい先週書きましたと言っても判らないほど保存状態がよくてびっくりしました。
保存状態もさることながら、よい紙を使っていたのだなあ、と。
しかし浅識のため(´・ω・`)授業中でも携帯いじってて申し訳ない。
授業聞いてないわけではなくて、自分の知識が浅薄なため&時々メモるために漢字が出てこなくてしょっちゅう携帯弄ってしまいます。
『かんちゃざんじゅく』なんて聞いても『だれだっけそれ、なんの塾だっけそれ、前回聞いたけど覚えてないよぅ』ってなるんです。うむう!!
ちなみに『菅茶山』でした。円兵衛や頼山陽の学習した塾。
毎回、榎本武揚書簡集を重いながらも持っていってますが、今日は珍しく役に立ちました(*´ω`*)
ちょこちょこいろんな蔵書(ってほど持ってないけど)もってって、授業後のお茶の際にお話のネタにしてもらったりもしてます。
今日は先生とお茶したあと、某Aさんと某Sさんとお茶しました。
どっぷり歴史のお話できる人がいると、楽しいものです。
そのうち、安藤太郎記念教会にみんなで行こうねってお話なうです。
広尾の安藤教会行くなら荒井先生のお墓参りも出来るなー
あと、某Aさんのオススメの前田侯爵邸跡が気になる。
『ある華族の昭和史』を読んでから行くのがオススメらしい。
むーん(*´ω`*)
武蔵野大学障害学習講座の榎本先生の授業を少し前から受講しています。
今日はその最後の授業でした。
・・・というか、今日はじめて知ったのですが今年最後の授業でした。
次回来年だなんて(´・ω・`)サミシス
今日は前回休講だったので2コマ授業でした。
私や受講側はまだいいけれども、先生大変だお(`・ω・´;)
前半は円兵衛(榎本武揚父)の晩年の書簡
今回の講義が円兵衛の生涯にわたって流していく授業だったのでその集大成
後半は林洞海から娘たつ(榎本武揚妻)宛ての書簡
榎本関連書簡は国会等に保存されてますが洞海→たつ書簡は個人所有だそうで
榎本武揚関連の書簡は殆ど無い授業だったのですが、個人的に伊能忠敬も偉業も気になっていたので、とても興味深く、色々と始めて知る事の多い授業でした。円兵衛は伊能忠敬測量隊の一員。
最後の洞海からたつのお手紙は、実物も見せて頂いたのですが、洞海の娘さんへの愛情が感じられるようなあたたかな漢字のお手紙でした。
ちゃんとね、ひらがな大目だったり、難しそうな?専門的というかそんな用語には振り仮名を振ってあったりだとか、まだ歳若い愛娘(慶応4年の手紙のため、たつは17歳)宛の優しい感じのお手紙でした。
文章もしっかりとしており、紙も凝っているというかしっかりした紙で、それこそ、つい先週書きましたと言っても判らないほど保存状態がよくてびっくりしました。
保存状態もさることながら、よい紙を使っていたのだなあ、と。
しかし浅識のため(´・ω・`)授業中でも携帯いじってて申し訳ない。
授業聞いてないわけではなくて、自分の知識が浅薄なため&時々メモるために漢字が出てこなくてしょっちゅう携帯弄ってしまいます。
『かんちゃざんじゅく』なんて聞いても『だれだっけそれ、なんの塾だっけそれ、前回聞いたけど覚えてないよぅ』ってなるんです。うむう!!
ちなみに『菅茶山』でした。円兵衛や頼山陽の学習した塾。
毎回、榎本武揚書簡集を重いながらも持っていってますが、今日は珍しく役に立ちました(*´ω`*)
ちょこちょこいろんな蔵書(ってほど持ってないけど)もってって、授業後のお茶の際にお話のネタにしてもらったりもしてます。
今日は先生とお茶したあと、某Aさんと某Sさんとお茶しました。
どっぷり歴史のお話できる人がいると、楽しいものです。
そのうち、安藤太郎記念教会にみんなで行こうねってお話なうです。
広尾の安藤教会行くなら荒井先生のお墓参りも出来るなー
あと、某Aさんのオススメの前田侯爵邸跡が気になる。
『ある華族の昭和史』を読んでから行くのがオススメらしい。
むーん(*´ω`*)
![]()
榎本武揚未公開書簡集 |
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ある華族の昭和史 |
ずっと行きたかった安藤記念教会に行ってきました。
しかも突発で。突然付き合ってくれたうたこしゃんありがとうすぎる(*/ω\*)
広尾駅付近ということで、とりあえず(?)まず広尾の商店街の奥の、称雲寺へ。
山門入ってすぐの荒井君碑を読んでみたり、墓所の奥の荒井墓所を詣でてみたり。
東京のかなりイイトコに、しかもちょっと高いトコにあるんですよね、荒井墓所。
その後、駅を通り過ぎて教会へ向かいます。
安藤太郎・ふみこ夫妻の教会で、ふみこの死後、夫である安藤がふみこの遺志に基づき建てた教会。
メソヂスト派と呼ばれる教派ですが、現在ではいくつかの教派が統合された「日本キリスト教団」の派。
ttp://ando-kinen.com/
「安藤記念教会」
東京広尾の駅から徒歩10分ほど、有栖川宮記念公園の向こうがわに当たる場所になります。
私自身は何度か訪れたことがあるので、突発でもなんとか一発でたどり着きました。
うたこさんも驚いてましたが、私も以前驚きましたが、公園の多国性いつもすごい。
大使館が多いため、休日の有栖川宮記念公園は日本の公園じゃないみたいです。
有栖川宮の銅像も洋装の雄雄しい武張った銅像なので外国ちっく。
教会は何度か訪れたことはあるのですが、石造りの教会に蔦が絡みついたキレイな教会。

牧師様を通りすがりのセールスマン?の方に呼んでいただいて
お話を伺えたら・・・とお願いしたところ(うたさんの「名古屋から来ました!」も後押しして(笑))
初めて教会内部に入れていただき、おはなしを伺うことが出来ました。

写真だと見えにくいなあ。
教会内部から、正面のクロス上部のステンドグラスにかすかに移る蔦がすごくキレイ。
春はこれは新緑に輝き、秋になるとこれが紅葉し、冬には落葉するそうです。

中に入って気づいた瞬間からチラチラ見てた自分。
安藤太郎が、ハワイで奥様のふみこさんに叩き割られた酒樽のふたで造った花台です。
禁酒運動のきっかけともなったアイテムが当時のままです。
それどころか写っている椅子も燭台も当時のものだそうです。
扇風機だけは流石に違います。(笑
でも、教会内のアイテムほとんどベンチや窓ガラス、ランプなど当時のものだそうです。
デザインもキレイでとても美しいものを、キレイに使っていらっしゃるなあと感じます。

教会二階部分からしか見られない、内部からのステンドグラス上部。
牧師様のご好意で二階へも上がらせていただきました。
左から、いばら(罪)、クロスに王冠(真の王)、ダビデの星(ユダヤ)
ちなみにプロテスタントなので偶像崇拝はしません。
マリア像やキリスト像、それに準じた内装はありません。
牧師様のお話に出てくる安藤太郎が完璧すぎるくらいの殉教者でした。
事実私財をなげうち、榎本・青木大臣(当時安東は榎本の直属として主に外交官を歴任)からの
新しく公使として派遣を命じられた際は、「公使は誰でもできるが伝道や禁酒は己しかできない」として
これを辞退し、日本で伝道に身を捧げた方なので、あながち間違いではないんですが。
ふみこ夫人と共に教会を立てるため、持っていた全ての土地や別荘を売って教会建てたくらいですから間違いどおころか、そのとおりなのですが。
どうしても姪っ子が書いた「安藤小父小母の逸話」のやんちゃな太郎がちらちら脳裏によぎる。
安藤夫妻には子供がいないので、荒井家から息子を一人貰っていたのですが、牧師様のお話によると後には養子を解いていたそうです。
太郎は安藤家の当主のはずなのですが。
キリスト教へ殉じたので、「おいえだいじ」な思想はあまり関係なかったのでしょうか。
現在安藤の墓所が青山霊園にありますが、教会で管理をしているそうです。
続きから、私がずっとやりたかったこと。
しかも突発で。突然付き合ってくれたうたこしゃんありがとうすぎる(*/ω\*)
広尾駅付近ということで、とりあえず(?)まず広尾の商店街の奥の、称雲寺へ。
山門入ってすぐの荒井君碑を読んでみたり、墓所の奥の荒井墓所を詣でてみたり。
東京のかなりイイトコに、しかもちょっと高いトコにあるんですよね、荒井墓所。
その後、駅を通り過ぎて教会へ向かいます。
安藤太郎・ふみこ夫妻の教会で、ふみこの死後、夫である安藤がふみこの遺志に基づき建てた教会。
メソヂスト派と呼ばれる教派ですが、現在ではいくつかの教派が統合された「日本キリスト教団」の派。
ttp://ando-kinen.com/
「安藤記念教会」
東京広尾の駅から徒歩10分ほど、有栖川宮記念公園の向こうがわに当たる場所になります。
私自身は何度か訪れたことがあるので、突発でもなんとか一発でたどり着きました。
うたこさんも驚いてましたが、私も以前驚きましたが、公園の多国性いつもすごい。
大使館が多いため、休日の有栖川宮記念公園は日本の公園じゃないみたいです。
有栖川宮の銅像も洋装の雄雄しい武張った銅像なので外国ちっく。
教会は何度か訪れたことはあるのですが、石造りの教会に蔦が絡みついたキレイな教会。
牧師様を通りすがりのセールスマン?の方に呼んでいただいて
お話を伺えたら・・・とお願いしたところ(うたさんの「名古屋から来ました!」も後押しして(笑))
初めて教会内部に入れていただき、おはなしを伺うことが出来ました。
写真だと見えにくいなあ。
教会内部から、正面のクロス上部のステンドグラスにかすかに移る蔦がすごくキレイ。
春はこれは新緑に輝き、秋になるとこれが紅葉し、冬には落葉するそうです。
中に入って気づいた瞬間からチラチラ見てた自分。
安藤太郎が、ハワイで奥様のふみこさんに叩き割られた酒樽のふたで造った花台です。
禁酒運動のきっかけともなったアイテムが当時のままです。
それどころか写っている椅子も燭台も当時のものだそうです。
扇風機だけは流石に違います。(笑
でも、教会内のアイテムほとんどベンチや窓ガラス、ランプなど当時のものだそうです。
デザインもキレイでとても美しいものを、キレイに使っていらっしゃるなあと感じます。
教会二階部分からしか見られない、内部からのステンドグラス上部。
牧師様のご好意で二階へも上がらせていただきました。
左から、いばら(罪)、クロスに王冠(真の王)、ダビデの星(ユダヤ)
ちなみにプロテスタントなので偶像崇拝はしません。
マリア像やキリスト像、それに準じた内装はありません。
牧師様のお話に出てくる安藤太郎が完璧すぎるくらいの殉教者でした。
事実私財をなげうち、榎本・青木大臣(当時安東は榎本の直属として主に外交官を歴任)からの
新しく公使として派遣を命じられた際は、「公使は誰でもできるが伝道や禁酒は己しかできない」として
これを辞退し、日本で伝道に身を捧げた方なので、あながち間違いではないんですが。
ふみこ夫人と共に教会を立てるため、持っていた全ての土地や別荘を売って教会建てたくらいですから間違いどおころか、そのとおりなのですが。
どうしても姪っ子が書いた「安藤小父小母の逸話」のやんちゃな太郎がちらちら脳裏によぎる。
安藤夫妻には子供がいないので、荒井家から息子を一人貰っていたのですが、牧師様のお話によると後には養子を解いていたそうです。
太郎は安藤家の当主のはずなのですが。
キリスト教へ殉じたので、「おいえだいじ」な思想はあまり関係なかったのでしょうか。
現在安藤の墓所が青山霊園にありますが、教会で管理をしているそうです。
続きから、私がずっとやりたかったこと。
上下巻にわかれている書籍の上巻の方。
中で書かれている人物を列挙すると、(あまり見ない人物だけ、少し補足)
榎本武揚、天野新太郎、石田五助(白虎隊隊士石田和助の兄)、今井信郎、岩橋教章(脱走軍画家)、エリシャ・E・ライス、甲賀源吾、雑賀孫六郎、齋藤左治馬(江差町年寄)、坂本直(官軍、坂本竜馬の甥)、島田魁、寂照房(蝦夷僧侶)、杉村玄英(永倉新八義父、松前藩士)、相馬主計、田本研造(蝦夷写真師)、中島三郎助、人見勝太郎、平山金十郎(栗本鋤雲弟子)、米田幸治(土方を撃った松前藩士)、柳川熊吉(掲載順)
上下巻で、上巻に榎本・甲賀・中島、下巻に土方や伊庭、大鳥をバラつかせたのはやっぱり人気ある人物をそれぞれに配置したのかな。
名前も見たことのない人物や、「こんな人も取り上げるんだ」という人物もいて、バリエーションが多くて結構楽しめて読めました。
それぞれ著者も違うので、いろいろな視点といろいろな人物から見た箱館戦争が面白い。
それぞれの人物の時間軸も場所も異なるから、それこそひとつひとつに物語が違う。
史実はひとつでも、人物の数だけ物語があるんだなあ。
それを書く人によっても、描かれる物語が違っていて面白いです。
榎本や甲賀、人見なんかは、やはり他の本で見かける情報が多いかな。
あまり、見かけない人物たちの列伝が面白かった。
幕末有名人の縁者とか、箱館戦争に参加していることすら知らなかったし、その関連性が意外で。
どこかでつながっているんだなあと感じました。
写真なんかは少なめなのが、ちょっと残念だけれども、読む分には楽しめる本でした。
ただ、ハードカバーなので重い。
そのうち文庫化しないかなあ。
あ、文庫化といえば、くろふねが文庫化してましたね。
面白い本なので、電車のお供にぜひ。
中で書かれている人物を列挙すると、(あまり見ない人物だけ、少し補足)
榎本武揚、天野新太郎、石田五助(白虎隊隊士石田和助の兄)、今井信郎、岩橋教章(脱走軍画家)、エリシャ・E・ライス、甲賀源吾、雑賀孫六郎、齋藤左治馬(江差町年寄)、坂本直(官軍、坂本竜馬の甥)、島田魁、寂照房(蝦夷僧侶)、杉村玄英(永倉新八義父、松前藩士)、相馬主計、田本研造(蝦夷写真師)、中島三郎助、人見勝太郎、平山金十郎(栗本鋤雲弟子)、米田幸治(土方を撃った松前藩士)、柳川熊吉(掲載順)
上下巻で、上巻に榎本・甲賀・中島、下巻に土方や伊庭、大鳥をバラつかせたのはやっぱり人気ある人物をそれぞれに配置したのかな。
名前も見たことのない人物や、「こんな人も取り上げるんだ」という人物もいて、バリエーションが多くて結構楽しめて読めました。
それぞれ著者も違うので、いろいろな視点といろいろな人物から見た箱館戦争が面白い。
それぞれの人物の時間軸も場所も異なるから、それこそひとつひとつに物語が違う。
史実はひとつでも、人物の数だけ物語があるんだなあ。
それを書く人によっても、描かれる物語が違っていて面白いです。
榎本や甲賀、人見なんかは、やはり他の本で見かける情報が多いかな。
あまり、見かけない人物たちの列伝が面白かった。
幕末有名人の縁者とか、箱館戦争に参加していることすら知らなかったし、その関連性が意外で。
どこかでつながっているんだなあと感じました。
写真なんかは少なめなのが、ちょっと残念だけれども、読む分には楽しめる本でした。
ただ、ハードカバーなので重い。
そのうち文庫化しないかなあ。
あ、文庫化といえば、くろふねが文庫化してましたね。
面白い本なので、電車のお供にぜひ。
幕末の海軍総裁・矢田堀鴻を主人公とした小説です。
勝海舟のライバルという名目での帯がついていましたが、そんなに対抗意識のあるライバルという書き方というよりも、お互いに認め合いながらも反発し、それぞれの道を行く二人、という感じがします。
タイトルの意味は、物語の終盤に語られるのですが、タイトルと中身が少しずれているのではないかな?という感じも少し受けました。
創作小説、というよりも矢田堀の遍歴を丁寧に追いつつ作られた小説という感じ。
また、なかなか題材として挙げられない人物だけに、描写がいろいろと新鮮でした。
もちろん主人公が矢田堀なので、主観が矢田堀となっているのだけれども、彼から見た勝海舟の狡猾さと手腕の高さや、榎本の若さ、未熟さなんかがとても新鮮。
勝の描写は佐々木譲の「武揚伝」に若干近いかな。
武揚伝よりも、ずっと人間くさくて「良い人」でしたが。
榎本の描写については初めて見たかもしれない、てくらい榎本が若い。
これまでに見た小説となると、結構榎本を大人に描いているというか、狡猾で理知的で計算高いように描かれていることが多かったような気がするんですが、「群青」の榎本は矢田堀の生徒でもある所為か、とても若い。
タイトルとなっている「群青」が主題なのであれば、もっといろいろな生徒を出してほしかったかな、というのも個人的な希望。
実際に登場人物として出てきた矢田堀の生徒って榎本や甲賀、あと甥の荒井くらいじゃないかな。
あとは一回二回名前が出てきた程度。
沢太郎左衛門や赤松大三郎とかさ。柴・松岡兄弟とか。
明治期になってから甲賀の養子を引き取って教育させた、とかアフターフォロー?もいろいろ描いてあるのは面白かったけれども。
途中、女性作家ということを忘れるような、硬派な内容だったと思う。
家族の描写などの細やかさは、女性だなと思わせるところもあるけれども、それが心地よい文章だったな。
全体的に好きな作品だなと思います。プロローグとエピローグはありがちだけれども、結構好きだ。
PS:ここの勝は、いまハヤリのツンデレだと思う。←
勝海舟のライバルという名目での帯がついていましたが、そんなに対抗意識のあるライバルという書き方というよりも、お互いに認め合いながらも反発し、それぞれの道を行く二人、という感じがします。
タイトルの意味は、物語の終盤に語られるのですが、タイトルと中身が少しずれているのではないかな?という感じも少し受けました。
創作小説、というよりも矢田堀の遍歴を丁寧に追いつつ作られた小説という感じ。
また、なかなか題材として挙げられない人物だけに、描写がいろいろと新鮮でした。
もちろん主人公が矢田堀なので、主観が矢田堀となっているのだけれども、彼から見た勝海舟の狡猾さと手腕の高さや、榎本の若さ、未熟さなんかがとても新鮮。
勝の描写は佐々木譲の「武揚伝」に若干近いかな。
武揚伝よりも、ずっと人間くさくて「良い人」でしたが。
榎本の描写については初めて見たかもしれない、てくらい榎本が若い。
これまでに見た小説となると、結構榎本を大人に描いているというか、狡猾で理知的で計算高いように描かれていることが多かったような気がするんですが、「群青」の榎本は矢田堀の生徒でもある所為か、とても若い。
タイトルとなっている「群青」が主題なのであれば、もっといろいろな生徒を出してほしかったかな、というのも個人的な希望。
実際に登場人物として出てきた矢田堀の生徒って榎本や甲賀、あと甥の荒井くらいじゃないかな。
あとは一回二回名前が出てきた程度。
沢太郎左衛門や赤松大三郎とかさ。柴・松岡兄弟とか。
明治期になってから甲賀の養子を引き取って教育させた、とかアフターフォロー?もいろいろ描いてあるのは面白かったけれども。
途中、女性作家ということを忘れるような、硬派な内容だったと思う。
家族の描写などの細やかさは、女性だなと思わせるところもあるけれども、それが心地よい文章だったな。
全体的に好きな作品だなと思います。プロローグとエピローグはありがちだけれども、結構好きだ。
PS:ここの勝は、いまハヤリのツンデレだと思う。←
星亮一だね!
この一言だけあればそのほかの感想などいらないかと。←
星の文にしては長州や薩摩にも割りとあたりがやわらかいかな
世良は擁護されてたし
いや、あんだけ悪くしか書かれていないもんなあ
擁護したくもなるかもしれん
天邪鬼な作者さんなら特に
とかく仙台の戦士をクローズアップしてみました的な感じ。
但木や玉虫といった人物らの動静を、当時の仙台藩の情勢とともに
割と細かく描写しているところは、やっぱり星さん(not恂)郷土愛。
ひとつの主張を贔屓しているわけでもなく、それぞれの思いも重ねて書いてあることはとても好感だった。
まあ、やっぱり討会派や薩長同調派よりも但木や玉虫寄りな文でした。
これに限ったことではないのですが、星さんの文は小説なのか資料の一部としてみて欲しいのか判然としかねる本が・・・結構あるよ・・・ね
これは小説だと思う
この一言だけあればそのほかの感想などいらないかと。←
星の文にしては長州や薩摩にも割りとあたりがやわらかいかな
世良は擁護されてたし
いや、あんだけ悪くしか書かれていないもんなあ
擁護したくもなるかもしれん
天邪鬼な作者さんなら特に
とかく仙台の戦士をクローズアップしてみました的な感じ。
但木や玉虫といった人物らの動静を、当時の仙台藩の情勢とともに
割と細かく描写しているところは、やっぱり星さん(not恂)郷土愛。
ひとつの主張を贔屓しているわけでもなく、それぞれの思いも重ねて書いてあることはとても好感だった。
まあ、やっぱり討会派や薩長同調派よりも但木や玉虫寄りな文でした。
これに限ったことではないのですが、星さんの文は小説なのか資料の一部としてみて欲しいのか判然としかねる本が・・・結構あるよ・・・ね
これは小説だと思う
発売したの、最近かと思いきやもうン年経つのね・・・
当時は本当に金欠の学生さんだったので、買えずに
フルコピーしました
・・・
フルコピするくらいなら買えよ自分。
過去の自分をフルボッコにしてやりたい。
図書館から借りてー、7円コピーのお店まで出向いてー、当時の私は情熱あふれる子でした(しみじみ
独り言をFONT1でお送りしました
種々ある史料の中から箱館戦争に特化して収集してある資料集です
箱入(かっこいい)
須藤さん(編者の方)は本当にすごいなあ
箱館行ったらショウミョウジで史料をおねだりしてみたい(おねだり言うな
史料は当時の新史料も含めて箱館戦争に特化した上、それぞれに解説もついているので、興味がある方はぜひ一度手に取ってみて欲しい感じです
箱がかっこいいから(そこか
あと、史料資料が箱館戦争部分だけ切り取って掲載されているため、そのほかの部分も手に入れたくなる事請け合いです。
人見履歴書とかな
図書館にあると思う。
中古高いよ。めそめそ。
三万も出すなら甲賀源吾伝を手に入れたい
∑さらに値段上がってる どうした何があった。箱館戦争ばぶるか
当時は本当に金欠の学生さんだったので、買えずに
フルコピーしました
・・・
フルコピするくらいなら買えよ自分。
過去の自分をフルボッコにしてやりたい。
図書館から借りてー、7円コピーのお店まで出向いてー、当時の私は情熱あふれる子でした(しみじみ
独り言をFONT1でお送りしました
種々ある史料の中から箱館戦争に特化して収集してある資料集です
箱入(かっこいい)
須藤さん(編者の方)は本当にすごいなあ
箱館行ったらショウミョウジで史料をおねだりしてみたい(おねだり言うな
史料は当時の新史料も含めて箱館戦争に特化した上、それぞれに解説もついているので、興味がある方はぜひ一度手に取ってみて欲しい感じです
箱がかっこいいから(そこか
あと、史料資料が箱館戦争部分だけ切り取って掲載されているため、そのほかの部分も手に入れたくなる事請け合いです。
人見履歴書とかな
図書館にあると思う。
中古高いよ。めそめそ。
三万も出すなら甲賀源吾伝を手に入れたい
∑さらに値段上がってる どうした何があった。箱館戦争ばぶるか
佐々木の描く人物の豊かさは結構好きです。
「くろふね」の主人公は中島三郎助なのですが、個人的なイメージとしては
主観が榎本や荒井やその世代で幕末を見ている人間なので
どちらかというと、年上のおじさん的な印象があったのですが、それはこの小説では見事に崩れました
中島の青年期を結構細かく描写しており、年若く情熱的かつ幕府役人という立場の歯がゆさのジレンマがとてもうまく、表現豊かに書かれていて永年時代の中島がまた格好良い。
佐々木の描く小説では榎本・中島を主題にしている所為もあろうけれども、とかく勝海舟を悪く書かれているのが気になるといえば気になるかな。
でも、この表現で描かれた勝もやけに人間くさくて結構好きだったりします。
完璧な人間なんていないもんな。
でも
「榎本で主人公のNHKならやっぱ佐々木さんかな」
「いや、勝海舟がアレなかぎり無理だろうね」
ってのは少なくとも3人から聞いた(笑)
中島三郎助、幕府の開国鎖国の決断の経緯、日本の海軍黎明期にご興味がある方はぜひ。
あと、勝海舟がボロクソかかれても平気な方でお願いします(←笑